対数増幅
- 入力信号を対数変換して出力する増幅器
- 入力範囲が広い信号を扱う場合に用いる
SN比
- 増幅器は生体信号に伴って雑音も増幅されてしまうため、その信号中の雑音の程度を表した指標
- 信号(S)とノイズ(N)の比
$ SN比=20\log(\frac{S}{N})$ - 単位:デシベル(dB)
- 雑音の種類
・外部雑音
・内部雑音 - S/N比が低い場合、信号・ノイズ共に増幅されてさらに観察しづらくなる
- 深部からの反射信号は浅部に比べて相対的にS/N比は低下する
✓ 参考資料
http://www.eonet.ne.jp/~hidarite/me2/keisokugenri03.html
ゲイン(利得)
- 増幅器による入力と出力の比
- 単位:デシベル(dB)
- 画面全体の信号レベルを変化させる
- 低レベル信号に対してゲインが高く、高レベル信号になるに従って徐々にゲインが低くなるようになっている
- ゲインを上げる
弱い信号も表示する、強い信号は飽和し画面は白くなる - ゲイン下げる
強い信号のみ表示する、弱い信号は表示されず、画面は暗くなる
ダイナミックレンジ(DR)
- 信号の大きさの範囲を表す指標。最大値と最小値の幅を指す
- DRが広い
コントラストが付かない軟らかい画像 - DRが狭い
コントラストが付き硬い画像
STC
- 距離に応じて感度を調整する機能
- 減衰相当の補正に用い、深部の感度を上げ画面を均一にできる
エコーエンハンス
- 信号の輪郭を強調する画像処理