こんにちは、カエル(@Kaeru372022)です。
超音波検査を行うには、解剖・臨床をはじめ、超音波所見、関連疾患など、とにかくたくさんの要素を覚えなければいけませんね。
そのためこれから勉強する初心者の方に向けて、
この記事では臨床を勉強する時のポイント4選と各領域別おすすめ参考書を紹介しています。
✓ 記事の信頼性・著者の経歴
✓ 記事の内容
- 勉強する時のポイント4選
- 各領域別おすすめ参考書
これから勉強する方の参考になれば幸いです。
︎︎︎︎勉強するときのポイント4選
① 参考書はできるだけ1冊に絞って繰り返し復習する
まず最初に「エビングハウスの忘却曲線」はご存知ですか?
この実験によれば1時間後にはだいたい50%を忘れるという結果が出ています。それが24時間後には約70%、そして、1ヵ月経った段階では、ほとんど記憶に残っていないという結果になっています。
これではなかなか覚えられないのも仕方がないですよね。。。
じゃぁどうしたらいいの?
効率的に暗記するためには基本となる参考書を1つに絞って繰り返し復習することがおすすめ。
超音波検査における参考書はたくさん出版されていますが、色んな参考書に手を出せば、結局どれも中途半端ということになりかねないので、1冊に絞ってそれを入念に読み込むのが良いでしょう。
1冊を繰り返し復習することで脳への定着が高まり、効率的に実力をアップさせることができます。
もし基本の1冊が選べない場合は後ほど紹介する各領域別おすすめ参考書または超音波検査をやっている方に聞くのが早いです。
繰り返し復習する中で、基本となる参考書を基に不足している部分を別の参考書で補う形で勉強するのが私のおすすめ。
② 人体解剖図から解剖を覚えない
1番最初に勉強するにまず解剖から勉強すると思いますが、人体解剖図から覚えない方がいいです。
超音波検査の場合患者さんにプローブを当ていろんな角度から臓器を観察します。
初心者の内は人体解剖図と超音波から見た解剖(超音波解剖)が一致しないため苦労するでしょう。
私の場合は、クイノーの肝区域分類がなかなか理解できませんでした。
なので、超音波解剖から各断層像を覚えて、ある程度上達したころに人体解剖と繋げていくようにするといいでしょう。
③ 疾患を覚える時のポイント
疾患を覚えるときには
- どんな病態か
- 分類
- どんな人に出来やすいのか
- 超音波所見
を意識しながらやると復習する時に便利です。
関連疾患や超音波所見の由来まで覚えれたら尚よし!
④ 講習会に参加する
単なる文字の羅列や静止画と比べて、動画・音声はより大きなインパクトを脳に与えます。
ただ何となく聞き流すより、「覚えよう」という意欲を持って集中して聞くことでより身につきやすくなるでしょう。
現在はweb開催の講習会も増え、会場に行かなくてもいいので是非積極的に参加してみましょう。
︎︎︎︎各領域別おすすめ参考書
腹部 部門
泌尿器 部門
消化器 部門
婦人科 部門
心臓 部門
乳腺 部門
甲状腺 部門
体表 部門
血管 部門
運動器領域 部門
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。