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超音波検査 自施設から学ぶ【4つのポイント】

2022年2月18日

こんにちは、カエルです。

「よし!今日から超音波を勉強しよう」とさっそく参考書や研修会に参加しようと思っているあなた!

ちょっと待ってください。

参考書や研修会ももちろん大事ですが、最初は自施設だけでも十分勉強できます。

病院には症例がいっぱいですし、お金をかけずに勉強できます。最終的に自施設の撮り方をマスターするのであれば最初はここから始める方が効果的です。

この記事では初心者に向けて自施設で学ぶ4つのポイントについて解説します。

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超音波検査 自施設で学ぶ4つのポイント

自施設で学べる具体的な方法は4つ!

ポイント

  1. ルーチンを学ぶ
  2. どんな疾患が多いのか分析
  3. 画像から学ぶ
  4. 所見の書き方を学ぶ

それぞれ詳しく解説していきます。

① ルーチンを学ぶ

まず、第一がこれです。

検査を行う上で基本的な検査の流れを知るところから始まります。

その中で各施設どの領域においても基本的なルーチンが決まっていると思います。

例えば、

  • 画像枚数
  • 指定の画像
  • 所見のフォーマット
  • など

自施設でどの様にルーチンが行われているのかを調べましょう。

参考書や研修会にはいろいろなやり方が載っていると思いますが、自施設のルーチンが決まっているならばそれを学ぶのが1番効率的です。

② どんな疾患が多いのか分析

いきなり参考書から始めた場合、疾患が多すぎてどこまで勉強していいかわからないですよね。

あるあるだと思いますが、勉強を進めて行くうちに気づいたらとんでもない方向に向かってしまい結果的に人一倍時間がかかってしまうことはありませんか?

そんな時、自施設でどのような疾患が多いのかを分析してから勉強することで円滑に進めることができます。 

よくある疾患から勉強することによって効率的に知識が身につき、実技をプラスすれば即戦力となります。

もちろん稀な疾患を学ぶことも必要ですが、初心者のうちから勉強したところで知識が中途半端になってしまうのがオチです。

稀な疾患は後で勉強しても遅くはありません。自施設で多い疾患から勉強しましょう。

③ 画像から学ぶ

何か病変を見つけた場合、それを示す所見を検査者は必ず撮っています。その時の画像の撮り方を学びましょう。

また検査者によって画像の撮り方が異なることもあるでしょう。

例えば

  • 病変を画面いっぱいに拡大して画像に残す
  • 血流評価を多種で実施している(カラードプラ、パワードプラ、ダイナミックフローなど)
  • パルスドプラの設定
  • など

実際自分自身が検査するときにどのような撮り方を真似したいのか考えながら勉強しましょう。

また超音波検査の依頼目的としてはスクリーニングが多いかもしれませんが、フォローアップも同頻度であります。フォローアップの時にどう画像を撮っているかも合わせて勉強しましょう。

④ 所見の書き方を学ぶ

実際今後検査に入った場合、臨床知識は分かっていてもどう所見を書いていいのか分からないことが多々あります。

③と同様に検査者によってそれぞれ所見の書き方が異なるので、事前に勉強しておくことで自施設での所見の書き方を身につけることができます。

この時に注意したいのが、病変の書き方ばかりに目がいって正常の時の書き方が分からなかったりするので、合わせて勉強をしておきましょう!

今後は上記を踏まえた上で、

参考書や研修会の情報を踏まえて自分自身の書き方を確率していくとベストです。

さいごに

というわけで、自施設で学ぶ4つのポイントについて紹介しました。

超音波検査の勉強方法って初心者はどう行動するのが効率的かわからないですよね。

今回紹介した内容は日々私が新しい領域を開拓する時に実際やっている方法です。全ての方に共通するものではありませんが参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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