資格

STEP9 安全管理

2022年7月13日

感電

引用:http://xn--ekru7ec4y0glczwhzj.com/iyoudenkikiki2.html

漏れ電流の種類

患者漏れ電流のクラス分類

引用:http://firstspring.blog.fc2.com/blog-entry-420.html

患者装着部の分類

引用:http://firstspring.blog.fc2.com/blog-entry-420.html

音響強度の種類

  • I SATP

    空間平均時間ピーク


  • I SATA 

    空間平均時間平均


  • I SPTP 

    空間ピーク時間ピーク
    機械的作用(MI)の指標


  • I SPTA 

    空間ピーク時間平均
    熱的作用(TI)の指標
    PRFを上げると時間平均が大きくなる

    周波数・音響出力・PRFが同一の場合、I SPTAの影響
    $連続波ドプラ>HPRFパルスドプラ>パルスドプラ>Mモード>カラードプラ>Bモード$

音響パワーの測定

カロリーメトリー法

  • 超音波の吸収により生じる熱量を測定する


  • 診断用超音波装置は測定対象外

天秤法

  • 音響強度(I SATA)を測定する


  • 超音波パワーが測定できる

ハイドロホン法

  • 圧電素子からなるハイドロホンを用いる


  • 音圧変化を電気信号に変換する


  • 振幅、周期、パルス持続時間、パルス繰り返し周期が測定できる


  • 最良な特性

    ① 小型 
    ② 周波数特性が高帯域
    ③ ダイナミックレンジの広い 
    ④ 感度特性に経時変化がない

総合感度(ファントム)

  • 装置の反射対象検出能、表示能力が測定できる


  • 0.2mm径のステンレス網球反射体を使用


  • 最良な音響特性
    (=生体組織とほぼ同一)
     
    ① 音速 1540m/s 
    ② 減衰率 1dB/MHz・cm

超音波による生体作用

  • 超音波の吸収による発熱作用


  • キャビテーションによる組織破壊


  • フリーラジカルの発生による発癌リスク


  • マイクロストリーミング

MI

  • 機械的作用の指標





  • $MI=\frac{p-}{\sqrt{f}}$ 


    p-:負のピーク音圧 f:周波数

TI

  • 熱的作用の指標


  • 生体では42℃を超えると蛋白変性を起こす


  • 組織内温度特性の分類
TIS軟部組織
TIB
TIC頭蓋骨


  • $TI=\frac{Wα}{W_{deg}}$


    Wα:生体組織内での超音波出力(mW)
    Wdeg:生体組織の温度を1℃上げるのに必要な超音波出力(mW)


  • TI値=1とは生体内温度を1℃上昇させる可能性を示す超音波出力でTI値=2はTI=1よりも大きい事を表し、2℃温度上昇を表さない

MI・TI

  • MI値やTI値は画面上にリアルタイムに表示される


  • 臨床上の重要性
引用:https://www.jsum.or.jp/committee/uesc/pdf/safty.pdf
  • MI・TIを下げる

引用:https://www.jsum.or.jp/committee/uesc/pdf/safty.pdf

ALARAの法則

  • 診断に影響を与えない範囲で超音波検査をできるだけ低出力、短時間で行うべきであるという安全性の考え方のこと。

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